盛岡天満宮 境内参道途中

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岩手県盛岡市新庄町5-43

石川啄木お気に入りの散策と読書の場所だったそうです。啄木が20歳の時に執筆した小説「葬列」のなかに石馬(狛犬)が登場するようです

石馬(狛犬)について
明治36年6月、前年の菅公一千年祭を記念し、近くに住む「高畑源次郎」が病気平癒の願いが叶えられたお礼に奉納したと伝えられる。
石馬(狛犬)は地面に置かれていたが、昭和8年7月に天満宮の丘に建てられた思郷歌(病のごと 思郷のこころ湧く日なり 目にあをぞらの煙かなしも)の歌碑除幕式に併せ、啄木の歌を刻んだ台座に据えた。

本殿に向かって右「阿形」の台座には、
夏木立中の杜の石馬も 汗する日なり 君をゆめみむ(「小天地」第1号)
本殿に向かって左「吽形」の台座には、
松の風夜晝ひびきぬ 人訪はぬ山の祠の 石馬の耳に(「岩手日報」明治41年11月3日)
と刻まれている。(説明板より)

投稿:埼玉県/山崎さん