仙波東照宮 拝殿前

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埼玉県川越市小仙波町1-21-1

日光東照宮、久能山東照宮と共に日本三大東照宮の1つ。
社殿は、徳川家康没後の寛永10年(1633年)11月16日に建てられるが、寛永15年(1638年)1月28日におきた川越の大火災で焼失する。
その後、徳川家光により再建され寛永17年(1640年)5月竣工し、現在に至る。祭神は徳川家康公

建立年:寛永十四丁丑歴九月十七日
石工:不明

狛犬と手水鉢は、明暦2年(1656)に江戸城から運ばれて来
たもので、狛犬台座には「献上 根来出雲守」、手水鉢には「御本城御社
御寶前 寛永十四丁丑歴九月十七日 奉献上 御手水鉢 佐久間右近将
監 藤原朝臣真勝」とある。(私には、赤字の部分しか読み取ることがで
きない)
なお、日光東照宮の大造替が竣工した翌寛永14年(1637年)江戸城二の丸にも東照宮が完成し、佐久間将監が手水鉢を献上しているので、この狛犬も同じ日に献上されたと推定出来る
投稿:埼玉県/山崎さん