三島神社 北入口鳥居横



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愛媛県四国中央市三島宮川

建立年:嘉永六癸丑年(1853)八月吉辰
石 工:讃外多度津 細工人 和泉屋百次

160年近く前の作品であるが殆ど剥離が見られず完品状態である。

吽形は出雲型の深く身を屈めたスタイルで素晴らしいバランスをしており惚れ惚れとするのだが、阿形は若干趣が異なり構えもそれほど深くないうえ、出雲特有の特徴的な力瘤のような後脚の表面処理が見られない、また目・耳・奥歯の処理が異なるため表情が相違しているように感じる
共作かどうかは判然としないが今後の調査を待ちたい