諏訪神社 神橋側

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三重県四日市市諏訪栄町

建立年:安政三年(1856)
石工:不明

吽形
台座には「奉献 黒田長忠 安政三年(1856)」とあります。5基の灯篭のうち小菅剣之助、山中幸敏と刻されたものは右のものと対になったものと思われます。またその他に、「嘉永三年(1850) 奉献 天満宮 御廣前」と刻されたものもあり、これは境内社の天神社とかかわりのあるものかもしれません。
阿形
橋をはさんで対称に台座の上に並んでいます。台座には「奉献 桑名市岡喜右衛門 丙辰七月」とあることから安政3年(1856)に建立されたものと思われます。5基の灯篭は小菅剣之助、山中幸敏、田中武兵衛などの名が見え、大正時代のものであることが2基確認できますが、由緒がわからないものもあります。また、台座の池に面した部分の自然石による石積みは、鈴鹿山脈の山並みを表したものと伝えられています。